皆さんの家には、本は何冊ありますか?
洋服と違って、必ずしも毎日使うものではないので、中には本を1冊も持っていないという方もいらっしゃいますよね。
今回は、そんな本の整理方法についてご紹介します。
本は「読まなければならないもの」ではない
本が大好きで、沢山の本が持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、一方で「読まなきゃなぁ…」と思いながら、読まない本を持ち続けている方も多いのではないでしょうか。
私も以前は、まだ読んでいない、読まなければならないと思う本を沢山持っていました。
しかし、その本を買った時はどんな気持ちだったでしょうか。
読みたいと思ったから買ったのではないでしょうか。
本は読まなければならないものではありません。読みたいから読むものなのです。
ではいつ、どうして「読みたい」から「読まなければならない」に変わったのでしょうか。
購入した当時は、忙しくて時間がなかったのか、はたまた同時に沢山買いすぎたのか…。それぞれに理由はあるかと思いますが、「読みたかった時に読み切れなかった」というのは紛れもない事実です。
残念ですが、読みたかったのは "過去のこと"。もし今の気持ちが違うのであれば、一旦手放すことをおすすめします。
頭の中で無意識のうちに作られていたTODOリストから消えて、心がスッキリしますよ!
本の整理の仕方
本の整理をする時は、本棚から全ての本を取り出して、1冊ずつ向き合っていきます。
この時、ブックカバーは絶対に全て外してください。
本屋さんで本を買う時、ブックカバーは付いていません。
目に飛び込んできたものに触れてみて、「わぁ読みたい!欲しい!!」と思って買いますよね。
整理する時も、その感覚を味わうと良いと思います。
わぁこの本読みたい!この本棚に置いておきたい!私の部屋にぴったり!と思ったら残します。
あぁ、この本読まなきゃなぁ…まだ読んでないし勿体ないなぁ…オススメされたんだよなぁ…なんて少しでも負の感情が湧いたら、手放します。
もったいないお化けが出るようなら、フリマやリサイクルショップに出してしまいましょう。
お気に入りの本が沢山ある方へ
お気に入りの本が沢山あるという方は、一度自分の理想の休日を思い描いてみてください。
休日は本ばかり読んでいて、本屋さんのような家にしたい!漫画喫茶のようにしたい!というのなら、無理に捨てる必要はありません。
スペースの問題は、本以外のモノで調節すれば大丈夫です。
しかし、もしそういうわけではないのなら、最初は「本棚一段分しか本を置けないとしたら…」と想定して、お気に入りの本に優先順位を付けてみても良いかもしれません。
だんだんと、”絶対に手元に置いておきたい本” と "そうでもない本" の差があらわれてくるはずです。
本の整理をした結果見えてくること
本の整理をすると、いまの自分にとって、好きなことや興味のあることが明確になるんです。
ココだけの話…
私は以前、後輩ナレーターの育成をするべく、「アナウンスの基礎」や「アナウンス技術論」といった参考書を持っていたのですが、本の整理をしてみると、びっくりするほど心が重たくなりました(笑)
私はやっぱり指導者ではなく、現役のナレーターとして活動したいのだなということがはっきりしました。
一方で、"片づけ" と "お金" には、とことん興味があるようです(笑)